介護保険利用の流れ

介護保険の申請からサービス利用までのながれ簡単に紹介します

要介護認定の申請介護保険サービスを利用するために最初に行うのは、要介護認定です。申請書は市町村の介護保険窓口や地域包括支援センターにあります。申請書のほかに介護保険被保険者証が必要です。
認定調査ご本人の正確な情報を知るために、認定調査員が訪問調査に来ます。身体機能や日常生活の自立度などを確認します。困っていることなどを調査員に伝えましょう。認定調査は1時間程度です。
要介護認定認定調査の結果、主治医の意見書などもふまえて要介護度がきまります。申請から約1か月で自宅に結果が届きます。「非該当」や「要支援1」から「要介護5」まで8段階です。この結果によって、どのサービスがどの程度利用できるかが変わります。
ケアプランの作成ケアプランとは「居宅サービス計画」のことです。サービス利用の前に作成することが必要です。要支援の認定をうけたら「地域包括支援センター」で、要介護認定をうけたら「ケアプランセンター」からケアマネージャーを選びケアプランの作成を依頼します。(本人や家族が作成することもできます)
サービスの利用ケアプランがきまったら、利用したいサービスを提供できる事業者と契約をかわし、介護保険の利用が始まります。ケアマネージャーが1か月のスケジュールをまとめてサービス利用表を作成し月1回訪問してお渡しします。
介護サービス費用の支払い介護保険サービスで支払う自己負担は、1割、2割、3割の3つのパターンがあります。この負担割合は認定をうけたときに交付される「負担割合証」に記載されています。
介護保険の更新介護認定には、有効期限があります。期限がきれるまでに更新申請を行うことが必要です。

カレンダー

介護保険のサービス

介護保険のサービスを簡単に紹介します

訪問介護(ホームヘルプサービス)
介護福祉士や介護職員初任者研修などの資格をもつホームヘルパーが、自宅を訪問し、生活に必要な身体介護や生活援助のサービスを行います。身体介護は入浴介助、排せつ介助などご本人に直接かかわり行います。生活援助は、掃除、洗濯、食事の準備など住環境の整備を行います。
通所介護(デイサービス)自宅まで送迎し、入浴、健康チェック、昼食、おやつ、レクリエーション、基本的なリハビリテーションなどを提供するサービスです。時間の長さや内容は、それぞれのデイサービスセンターによって異なります。
通所リハビリテーション(デイケア)ご本人の状況に合わせた個別訓練、集団訓練などを行うサービスです。リハビリテーションの内容は、医師や理学療法士などの専門職が建てた計画に基づいて行われます。
福祉用具貸与自宅で安全・快適に過ごすために必要な福祉用具を借りられるサービスです。要介護度によって、借りられる品目が決まっています。
特定福祉用具販売安全・快適に過ごすために必要な福祉用具のうち、衛星面等から購入が適当な入浴・排せつ周りの福祉用具の購入金額の一部を介護保険から支給をうけることができます。一1年間で10万円までの購入代金に適応されます。
住宅改修自宅の住環境をかえるための小規模な回収費用を一部支給するサービスです。工事前、工事後両方の申請が必要です。ご利用者1人につき20万円までの購入代金に対して適用されます。
短期入所生活介護(ショートステイ)特別養護老人ホームなど福祉施設に数日~数週間宿泊し、食事、排せつ、入浴の日常生活の介助や、レクリエーションがうけられるサービスです。

他にも介護保険で使えるサービスはあります。お気軽にお問い合わせください。

職員紹介

管理者(介護支援専門員・言語聴覚士・鍼灸師)

   松永美和子

介護支援専門員(ケアマネージャー)

   難波和永
   渡辺真理

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